食後血糖値を上げないための食事方法

食生活こそ食後血糖値をコントロールする基本

 

血糖値を上げ、糖尿病や糖尿病予備軍を招く最大の要因は食事にあります。いかに食後高血糖を回避するかが大事です。どのような食事が問題で、どう改善すれば血糖値が上がらないのか、食事の基本的な心得を考えてみましょう。

 

食事でまず問題になるのが「食べ過ぎ」です。食べ過ぎると言う事は、エネルギーの摂り過ぎになるので体内の中性脂肪を増やして肥満(メタボ)を引き起こします。その結果、ブドウ糖が溢れ、糖尿病や糖尿病予備軍を招いてしまうのです。

 

糖尿病と診断された人は、食生活(主に過食)を改善するために、病院で食事指導を受ける必要があります。そうすれば、1日の総カロリーや適正な食事量、どの食品をどのくらい食べればカロリーはどのくらいになるかの見極め方など、糖尿病の改善に必要な食事療法をわかりやすく解説してくれます。

 

たくさんの糖尿病患者がこうした食事療法で血糖値をコントロールし、糖尿病を改善したりしていますが、その一方で、「カロリー計算は面倒くさい」などの理由で全くと言って言いほど、食事療法をしていない人が多いのも事実です。健康診断で糖尿病ではないが、血糖値が高めと言われた、いわゆる糖尿病予備軍の人が、すすんでカロリー計算をして食事療法をすることは、ほとんどと言っていいほどありません。

 

そんな面倒くさいカロリー計算をしないで、もっと簡単で効果が的な方法をお教えします。

 

それは、カロリー計算の代わりに「腹八分目」を実践することです。な~んだと思う人もいるでしょうが、1日の摂取カロリーを1600kcalに抑えましょうと言われて、三度の食事を上手に計算できる人はあまりいません。でも、腹八分目と言う事なら、誰でも簡単に感覚的に実践できるはずです。

 

同時に和食中心の食事に切り替える事が大切です。洋食や中華に比べてあっさりしたメニューが多い和食なら自然とカロリー制限ができるからです。注意したいのが、和食の調味料には砂糖やミリンなどの糖質が使用されていることがほとんどなので、糖質を含む調味料を使用する時は、量は少なめにしましょう。

 

和食を中心に腹八分目。
あまり医学的療法とは思えないですが、誰でもその気になれば実践できますし、予備軍の段階なら、とりあえずは糖尿病にならない程度には高血糖の改善が期待できる食事法です。